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てんさい(ビート)(Sugar beet)

【害虫】ビートの害虫では葉を暴食するヨトウガ、ハスモンヨトウ、主として芯葉を食害するシロオビノメイガ、葉肉内に侵入するアカザモグリバエおよびセンチュウの被害が大きい。このほか、キボシマルトビムシ、シロモンヤガ、カメノコハムシ、モモアカアブラムシなどの加害が目立つ。

作物 病害虫 病害虫名 学名 英名
  発生と生態
てんさい
(ビート)
害虫 ヨトウガ リン翅目 Mamestra brassicae Cabbege armyworm
photo 6月下旬から第1回目、8月下旬から第2回目の発生があり、雑食性で、餌に欠乏すると茎まで食害する。
てんさい
(ビート)
害虫 シロオビノメイガ リン翅目 Hymenia recurvals Beet webworm, Hawaiian beet webworm
 暖地における被害が大きく、幼虫は葉を折り曲げ、または2〜3枚葉を糸でつづって、その中に棲息し、付近の葉を食害する。幼虫は20日ぐらいで老熟して地中に潜入しマユを作り、夏では約2週間で羽化する。ビートのほかほうれんそうの被害が大きい。
てんさい
(ビート)
害虫 テンサイハモグリハナバエ 双翅目 Pegomya mixta Beet leafminer
 幼虫は葉内に潜入し食害するので、葉は変色して枯死する。成虫は春先に出現し葉裏に産卵する。卵は3〜5日でふ化して葉内に潜入し、つぎつぎに葉を移動して食害する。少なくとも年3回発生する。

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