▲ 農業図鑑目次
いねむぎ類いちごうめうり類かきかんきつ類くりトマトなすピーマンなしぶどうりんごももあぶらな科野菜ねぎ類レタスまめ類ばれいしょかんしょちゃたばここんにゃくてんさい(ビート)くわその他

うり類(Cucumber, Melon and gourd family)

【害虫】うり類のおもな害虫としてはウリハムシ、ワタアブラムシ、タネバエ、ダニ類、テントウムシダマシがあり、被害が大きい。ほとんどの害虫は有機りん剤で防げる。タネバエは播種前に土壌処理し、ウリハムシは株元に処理する。近年、西南暖地を中心にミナミキイロアザミウマの被害が目立つ


作物 病害虫 病害虫名 学名 英名
  発生と生態
うり類 害虫 ワタアブラムシ 半翅目 Aphis gossypii Cotton aphid
photo 年数十回の発生。きわめて雑食性で冬はむくげの枝梢などで卵で越冬する場合と、キュウリその他で増殖をつづけながら越冬する場合とがある。成、幼虫とも葉裏、若芽、蕾、幼果などに寄生吸害する。夏期干天が続くと繁殖がひどい。ウイルス病の媒介昆虫である。
うり類 害虫 オンシツコナジラミ 半翅目   Greenhouse whitefly
photo トマトの害虫」の項参照。
うり類 害虫 ミナミキイロアザミウマ アザミウマ目 Thrips palmi  
photo 雌は体長1〜1.3mm、淡黄色〜橙黄色。寄生植物の範囲が広く、幼虫と成虫が葉の表裏、茎、若い果実などで吸汁加害する。葉はかすり状の小斑点を生じ被害が激しいと褐変、落葉する。密度が高くなると果実にも寄生し、傷をつける。加害がひどいと奇形果や裂果となる。幼苗は生長点付近の芯葉を加害し、ひどいときは枯死する。
うり類 害虫 ネコブセンチュウ類 ハリセンチュウ目 Meloidogyne spp. Root knot nematodes
 その他」の項参照。

いねむぎ類いちごうめうり類かきかんきつ類くりトマトなすピーマンなしぶどうりんごももあぶらな科野菜ねぎ類レタスまめ類ばれいしょかんしょちゃたばここんにゃくてんさい(ビート)くわその他
▲ 農業図鑑目次