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かき(Japanese persimmon)

【害虫】害虫の被害は多いが、被害の多いのはカキノヘタムシガ、ツノロウムシ、ミノガ、チャノキイロアザミウマなど約10種で、カキノヘタムシガの被害がもっとも多い。カイガラムシ類には冬期マシン油乳剤を散布するかまたは6〜7月に有機燐剤を散布する。ほとんどの害虫は有機燐剤など接触殺虫剤が有効である。

作物 病害虫 病害虫名 学名 英名
  発生と生態
かき 害虫 カキノヘタムシガ(カキミガ) リン翅目 Stathmopoda misanissa Persimmon fruit moth
photo 幼虫で越年し、年2回発生する。幼虫は果梗から食入して果心に達し、落花させる。第2回幼虫は果実のほか、芽や新しい枝の枝別れしたところにも喰込んで枝を枯らせたりして、果実以外に対する加害もゆるがせにできない。
かき 害虫 ツノロウムシ 半翅目 Ceroplastes ceriferus Horned wax scale
 みかんの害虫」の項参照。
かき 害虫 フジコナカイガラムシ 半翅目 Planococcus kraunhiae Japanese wisteria cottonymealybug
photo 幼虫または成虫で越冬。3月下旬ごろから移動し、枝、果実に寄生加害する。フジコナカイガラムシはいずれも雌は楕円形で白い粉をかぶり、その側縁に縁毛とよばれる白いロウ物質の突起を多数もっている。
かき 害虫 チャノキイロアザミウマ アザミウマ目 Scirtothrips dorsalis Yellow tea thrips
photo みかんの害虫」の項参照。

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