▲ 農業図鑑目次
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その他


作物 病害虫 病害虫名 学名 英名
  発生と生態
その他 病害 紫紋羽病 Helicobasidium mompa Violet root rot
 全国的に被害が大きく、果樹をはじめ、いね科を除くほとんどの農作物、材木、原野の雑草など100種以上の植物を侵す。被害幼根は光沢がなくなり、黄褐色から黒色にかわって腐敗し、成根は木綿の糸のような紫〜紫褐色の菌糸で被われる。このように根部が侵されると枝梢の生育が害されて、しだいに衰え、遂には枯死する。永年作物では病徴は急激には現れず、病徴が現れるまでに数年を要する。
その他 病害 白紋羽病 Rosellinia necatrix White root rot
 紫紋羽病と同様きわめて寄生範囲が広い。はじめ根が白色の菌糸で被われ、しだいにうすい紋羽の状態となり、のちに灰褐色にかわる。地上部はしだいに衰え、遂には枯死する。永年作物では紫紋羽病と同様、病徴が現れるまで数年を要するが、病勢は紫紋羽病より急激で被害も大きい。
その他 その他 ノネズミ類   Rat
 畑にある作物の穂または、いもを食うほか、作物の茎を食いきってしまう。
その他 その他  ○ハタネズミ Microtus montebelli  
 本州、四国、九州のもっとも普通のネズミで5〜11月盛んに繁殖する。
その他 その他  ○ドブネズミ Rattus norvegicus  
 瀬戸内、北海道でときに大発生し、6月および9〜11月盛んに繁殖する。
その他 その他  ○エゾヤチネズミ Clathriononys rufocanus bedfordiae  
 北海道におけるおもな種類で毛は濃褐色、体長10〜13cm短尾。
その他 その他  ○アカネズミ Apodemus speciosus  
 本邦各地に棲息し、山林付近で被害がある。体長10cmぐらい。尾は体長ぐらい。
その他 その他  ○カヤネズミ Micromys minutus japonicus  
 水田で稲のかなり高い部分に巣を作る。体長8cmぐらいで赤色がかっている。
その他 その他 モグラ Mogera wogura Japanese mole
 年1回の出産で1腹に2〜3仔、一生に多くて12頭ぐらいの生産と推測され、冬眠はせず、交尾期の3〜4月ごろに活動が激しい。おもにみみず、昆虫類などを食べ、作物類は食べないが、潜孔害がはなはだしく、またその孔道は野ねずみに利用される。堤防決壊の因ともなる。嗅・聴覚が鋭い。的確な駆除は難しい。

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