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ピーマン(Sweet Pepper)

【病害】ピーマンの被害にはうどんこ病、疫病、灰色かび病、モザイク病(CMV)、青枯病、斑点細菌病、白絹病、苗立枯病、白斑病、軟腐病、炭そ病などがある。

作物 病害虫 病害虫名 学名 英名
  発生と生態
ピーマン 病害 灰色かび病 Botrytis cinerea Gray mold
 トマトの病害」の項参照。
ピーマン 病害 うどんこ病 Leveillula taurica Powdery mildew
 施設栽培で被害が大きく、露地栽培では夏から秋にかけて発生する。葉にははじめ炭黄色の輪かくの不鮮明な病斑を生じ、のちは脈にそって褐色の斑点となる。病斑の裏に白い霜状のかびをうすく生ずる。病葉はのち全体が黄化し、早期に落葉する。本病はほかのうどんこ病とちがって菌糸が組織細胞内を侵す。
ピーマン 病害 白絹病 Corticium rolfsii Southern blight
 トマトの病害」の項参照。
ピーマン 病害 苗立枯病 Rhyzoctonia solani Damping-off
 トマトの病害」の項参照。
ピーマン 病害 疫病 Phytophthora capsici Phytophthora blight
 病原菌はピーマンの他多くのうり科、なす科植物に寄生する。梅雨後半と9〜10月に被害が大きい。苗は地際部が水浸状に軟化し、のち暗緑色となり萎ちょう枯死する。本圃でも地際部から発病することが多く、暗緑色の水浸状病斑をつくり軟化、褐変し、倒状したり、枝枯れをおこす。葉、茎、果実を侵す。
ピーマン 病害 青枯病 Pseudomonas solanacearum Bacterial wilt
 トマトの病害」の項参照。

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